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zoom RSS 【おっちゃんの言い分】 2016年/2月編

<<   作成日時 : 2016/02/01 11:16   >>

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 【解せない、いくつかの事
 
 甘利経済再生担当大臣は、事務所が建設会社から現金を提供されたなどと「週刊文春」で報じられたことを受けて記者会見し、建設会社の関係者からの政治献金を受け取っていたことを認め、そのうえで、「閣僚としての責務、および政治家としての矜持に鑑み、閣僚の職を辞することにした」と述べ、今後の国会審議への影響などを考慮し、閣僚を辞任する意向を明らかにした。

 甘利大臣は、平成25年11月に大臣室で、また、おととしの2月に神奈川県大和市の自らの事務所で、それぞれ建設会社の関係者と面会した際、いずれも50万円の現金を受け取ったことを認めたうえで、政治資金収支報告書に記載していると説明した。

 さらに甘利大臣は、平成25年8月に神奈川県大和市のみずからの事務所で、秘書が建設会社の関係者と面会し、現金500万円を受け取ったことを認めたうえで、このうち200万円は適切に会計処理したものの、残りの300万円は秘書が個人的に使っていたことが分かったと説明した。

 そのうえで甘利大臣は、「建設会社の関係者からの政治献金については、選挙管理委員会とも相談したうえで、すべて返金するよう事務所に指示をした」と述べた。

 また甘利大臣は、「この秘書と別の秘書の2人が、建設会社の関係者から、金銭授受などの接待を多数回にわたり受けている事実は認めているということで、調査をしている弁護士を通じて、2人から辞表が提出された」と述べた。

 甘利大臣の辞任を受けて、安倍総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し、「甘利大臣からは、政治資金の問題について、『みずからに関わることについて違法なことは一切ないが、事務所や秘書に対する監督責任があり、また国政に停滞をもたらすようなことがあってはならない。辞任をしたい』という申し入れがあった」と述べた。
 
 そのうえで安倍総理大臣は、「甘利大臣には、この3年間、安倍政権発足以来、TPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉、そしてアベノミクスの推進役として本当によく頑張っていただいた。大変残念だが、甘利大臣の意思を尊重することとした。任命責任は私にある。こうした事態になったことについて国民の皆様に深くおわび申し上げたい」と述べた。

 甘利経済再生担当大臣が閣僚を辞任する意向を明らかにしたことについて、政府の産業競争力会議の民間議員も務めている日本商工会議所の三村会頭は、東京都内で記者団に対し、「重要閣僚の辞任は大変なことで、経済界としても重く受け止めている。政治とカネの問題は与野党を問わず厳正に対処しなければならず、こういう事態になるのだと改めて感じた」と述べた。

 また、「甘利大臣はTPPの交渉を成功に導いたが、甘利大臣個人の力が強かったし、経済再生や財政再建などにも力を発揮された。経済界にとっては率直にいって損失だ。ただ、新年度の予算案やTPP関連の法案など重要法案がめじろ押しで、来月4日にはTPPの署名式もある。一日も早く国会が正常化し、重要法案が正常に審議されることを望んでいる。あとはチームプレーで全員野球で対処してもらうしかない」と述べた。

 一方、後任に自民党の石原元幹事長の起用が決まったことについて「確実になって正式に発表されるまでコメントは控えたいが、いずれにしても大変な立場なのでこころからエールを送りたい」と述べた。(NHK Web Nwesより)

 甘利明・前経済再生相の現金授受問題で、現金などを渡した建設会社の総務担当者が31日、朝日新聞の取材に応じた。甘利氏が会見で説明した計600万円の授受以外に、900万円超を秘書に渡していたことを証言した。甘利氏自身の現金授受をめぐっても、「道路建設の補償交渉のお礼」と述べるなど、趣旨や状況に食い違いをみせている。(朝日新聞デジタル)


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 【おっちゃんの言い分

 「週刊文春」のスクープ号発売から甘利経済再生担当大臣辞任に至る経過の詳細は、ネットや他のマスメディアの山のような情報のおかげで、‟おっちゃん”なんかより詳しい人ばかりだろうが、今回の「よく分からない“すっぱ抜きと辞任劇”」で、“おっちゃん”には2.3解せないポイントがある。

 建設会社の総務担当一色何某という人物が実名で、甘利経済再生担当大臣の事務所で、2回にわたり50万円づつの賄賂を渡し、更に公設秘書に対する500万円の賄賂と数千万円に上る接待を繰り返し、甘利経済再生担当大臣が、菓子折りの中に入れた50万円入りの封筒をスーツの内ポケットに入れ「これからはパーティー券にしてくれ」と言った事や、賄賂授受の証拠となる数十時間に及ぶ録音やメモの存在を週刊誌に暴露した事から世間に疑惑が広まった事件だが、今回の一連の出来事を“おっちゃん”流ダイジェスト版にすれば、越後屋がお代官に賄賂を贈り、特別な利益誘導を頼んだのに、お代官が賄賂だけ取って何もしてくれなかったので頭に来て、「かわら版屋」に何らかの証拠をつけて特ダネとして売り込んだ・・・という風に見えた。

 いずれにしろ、甘利明・前経済再生相が記者会見で明らかにした事は、

 1.確かに自分で50万円入り菓子折りを2回貰ったが、50万円X2=100万円は、政治資金規正法に則った寄付金処理を命じて、その通り行われた。(報道によると処理日時に誤りがあるらしいが・・・)
告発者の言うように、菓子折りから封筒を出してスーツのポケットに入れるような、人間としての品格を疑うような行動はとってない

 ★ そもそも応援する政党や政治家個人への寄付は、応援者(選挙民)が何かを政党や政治家に実現して欲しいからする訳で、目的も無く寄付をする人間はいない訳だから、正規の手続きで政治資金を寄付し、要求を陳情する事が法的には許されている理由だろうが、菓子折りの中にそっと現金を入れるという事は、「あなたの内緒のお金として処理してくれてOKですよ」という意味が含まれていると、品格のある人間なら察知して金はその場で突き返すのが正しい姿だろう。

 それを「ハイハイ頂きます」と、秘書に「寄付金に入れておけ」と言ったから「私には一点の恥じる事もない」と言われても・・・。

 「政治家として以前に、人間としての品格を疑うような行動はとってない」のに、そんな人間だと報じた「週刊文春」に対して、激怒していない甘利君に、“おっちゃん”はなんて寛大な仏様のような方だな〜ぁと思った。

 “おっちゃん”なら、名誉棄損等の訴訟をするのか質問するけど、誰もしなかった

 2. 秘書が告発者から500万円を受け取った事、多数回に及ぶ接待を受けていた事を認め、500万円のうちの200万円は政治資金規正法に則った寄付金処理をしたが、300万円は二人の秘書が私的に使い込んでいた事を認め、2人の秘書からは辞表が出され、それを受理し解雇した。
   
 ★ この二人の秘書の300万円の私的流用に関する監督責任を取るというのが、今回の甘利明の経済再生相辞任の唯一の理由である。自分には一点の非もないが、秘書への監督責任を取ると言うのが自分の「やせ我慢の美学」であるというロジックで騒動に一応の幕が降りた形となった。

 甘利明自身の言葉によれば、病体に鞭打って政治に一身を投じ、TPP交渉に全力を傾け、安倍首相自称の「アベノミクス」による経済復興政策の半ばで辞職する事の無念さで一杯との事であるが、それ程の政治家を葬る結果となった2人の秘書の行為は「横領罪」も含めた重大な罪だと思うが、2人の秘書側からの弁明も含めた一切の情報は無く、2人の秘書に対する刑事告訴を含む法的制裁に関する質問も報道もゼロなのが不思議だ。

 以上が甘利明・前経済再生相辞任の、1月28日の記者会見での電撃辞任に至るまでのダイジェストだが、それまでの約1週間というものは、「週刊文春」の記事の信憑性、甘利経済再生相の「記憶を整理するための時間」の意味する処についての詮索、辞任の可能性、安倍内閣へのダメッジなどについて、各社同じような政治評論家なる人物をコメンテータにしての、分析・推測番組で連日賑わった。

 “おっちゃん”みたいな窮々自適な人間にとっては、何の利益誘導を求めずに1万円もくれるような人がいたら、もらった事を一生忘れないが、50万円もの大金を2回ももらったかどうか「記憶を整理しないと答えられない」事にビックリだったが、どうやら甘利議員にとっては「菓子折りに入っていた50万円(x 2回だが)を、スーツのポケットに入れたか、秘書に「適当に処理するよう」言ったかの記憶の確認だったようだ。「そこかよ!問題点は」と突っ込みを入れたかった。

 連日のTVニュースショーで特に顕著だったのは、所謂政治評論家と称する人種が挙って言っていた「甘利議員は周到に用意された“”に嵌められたのでは?」という推測と、2月4日に予定されているTPP条約の調印式に出席し署名をする役は甘利経済再生相以外見当たらず、関係各国からも「甘利がいなければTPPは纏まらなかった」と言われる程のTPP第一人者を失う事は、今後の日本のTPP対応にも支障が生じるだろうという2点だった。

 “罠に嵌まる”というのは、貰いもしない金を貰ったようにされたり貰う意思のない金を知らぬ間に貰わされていたりとか云う事で、甘利議員自身の弁によれば「貰った菓子折りの中に、50万円入りの封筒が入っていたとの報告を受け、適当に処理(寄付扱いとするという意味)するよう指示し、処理された」という事なら、“罠に嵌まった”もへったくれもないだろう。

 普通の人は、誰かが持ってきた菓子折りに50万円もの現金の封筒が入っていたら、まず菓子折りを持参した人に「お金が入ってましたよ」と、まず相手に返す発想になるが、政治家の常識では「適当に処理しておくように・・・」という発想で、自動的に「自分への寄付」という解釈になるらしいが、相手に再確認もせず寄付金として処理してしまったら、“罠に嵌まった”は通用しないだろう。

 「週刊文春」によれば、告発者は甘利サイドとの間の経過についての証拠として、数十時間に上る録音データや膨大なメモを持っているそうで、用意周到とも言えるその点を根拠に「甘利大臣は“罠に嵌められた”」と強調する政治評論家や永田町の“政府高官”とやらが少なからずいた(今でも、いる)。

 TPP交渉成立で不利を蒙る勢力が、TPP締結を阻止するために「甘利を抹殺する罠」を仕掛けたという小説が書けると言っていたコメンテータがいたが、そんな事はないだろう。

 もし甘利経済再生相を抹殺したいなら、記者会見で経済再生相辞任を表明している同時刻に、Youtubeに今度は、パーティー券にしてくれ」という甘利議員の声が繰り返し流されて、それが同時に渋谷のスクランブル交差点にある大型ハイビジョンスクリーンに映し出されて、街中の人間が見上げているはずだ。(ハリウッドの映画、見すぎたかな?)

 実際、甘利議員の説明記者会見の内容を完璧に否定するような証拠は、今の処告発者側からは出てこない。何らかの裁判(名誉棄損とか)で法廷闘争となれば証拠として微妙な効力を有するデータはあるのだろうが。

 “罠に嵌められた”と言う人達の一つの根拠は、何かを頼みたい人間が賄賂まで用意した相手の言動を、最初から録音したりしないだろう。

 従って初めから何らかの目的で・・・というロジックだが、多分告発者側は「相手に裏切られて場合の保険」程度だったのではと“おっちゃん”は想像するけどな。

 最後にもうひとつ
 
 甘利議員の経済再生相辞任は、TPP交渉の詳細を把握する唯一の人材で、アベノミクス?による経済再生にも影響する事から、辞任の必要なしという考えも政財界を中心に強い事についてだ。

 “おっちゃん”には、甘利議員が国会議員として法律で禁じられている行為をしたのか、しなかったのかを論じる事と、経済の再生に対する貢献度を同一線上で天秤にかけるセンスが、甘利(間違った。‟余り”だった)理解できない。「180cmと100Kgはどっちが大きい」と比べているようだ。

 政財界が、なにしろ経済さえ良くなれば、株価さえ上がれば良いという傾向なのも気になるが。

 それに、本当に甘利明でないと今後のTPP交渉、締結は出来ないの? 彼しかTPP交渉の詳細内容を知らないというが、そんな事で国家戦略上良いの?と心配になってきた。

 甘利議員は経済再生相を辞任しようがしまいが健在で議員を続けているが、もし経済再生相のままであっても、失礼だが例えば突然彼が脳梗塞とか心不全とかで倒れたと仮定したら、もうTPPも経済再生も停滞?

 連立与党で国会の過半数を占める国会議員を擁する政府は、そんなに人材難なのか。そんな脆弱性を他国に知られていいのかな? ととても気になっている。

 いずれにしろ、21世紀になっても「菓子折りに金子を忍ばせる越後屋は健在なのと、ニュース・ランキング1位は「甘利経済再生相辞任」でなく「ベッキー・不倫報道」だったのには、笑うしかなかった
  
 
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